中国の世界遺産「中国南方カルスト」
バードウォッチングツアー
絵のように美しい風景、世界有数のカルスト地形を誇る桂林と様々な野鳥と出会う旅
▼桂林出身のdaisyがお勧めするコースのご紹介▼
桂林の観光と言えば、水墨画の世界と称され世界的に有名な観光地です。
ゆっくり見れば一週間ほどかかります。典型的な中国南方カルストで、 数百キロ四方の土地に数え切れないほど数多くの岩溶峰林の石灰岩の山が散在してます。 世界自然遺産に登録されたのが一部で、桂林から陽朔に至るまでの景観です。
漓江の山・水・洞は「三絶(秀でて並ぶものがないこと)」と称されています。中国の誇る絶景と言われ、その知名度は中国20元札の図案に採用されるほど独特の風景がみられます。
桂林から陽朔までは4時間もかかるフェリーに乗って行くのが一般的ですが、地元民のdaisyがお勧めするのが車で漓江沿いに走って2時間程度で行ける車窓観光です。これが地元ならではのルートで、有名な漓江山水風景も見れる上、更に途中で古町を散策したり桂林の田舎生活風景も見られ、フェリーで味わうことができない体験です。一日だけで時間のロスがまったくなく名所めぐりを楽しめます。
桂林は世界的に有名な景色が見られるだけでなく、実は野鳥の天国ともいえるくらい野鳥が多い場所でもあります。野鳥好きな方には様々な野鳥をバードウォッチングするだけでなく、美しい風景も効率よく堪能できるコースです。
ちょうど世界自然遺産の終点地「陽朔」という古町から車で1時間程度で恭城まで行き、小さい町でゆっくり静かに休むことができます。
翌日、daisyの瑶族の実家へ誰も知られていない自然豊かな秘境の中で、集中してバードウォッチングすることができます。時期にもよりますが、一日60種類くらいも見られる場合があります。
家とその周辺を歩くことで、自分の体力に合わせて無理なくゆっくり探すことができます。
~出会えたら嬉しい野鳥たち~

ゴシキドリ

ベニサンショウクイ

タイヨウチョウ
2025年3月1日、2日、3日三日間で名前を確認できた63種類の野鳥です。
ハッカン、コジュケイ、ヤイロチョウ、ヤブゲラ、キンノドゴシキドリ、ベニサンショウクイ、サンショウクイ、モモイロサンショウクイ、シジュウカラ、コバシベニサンショウクイ、オオスヅメフクロウ、キマユガラ、オナガサイホウチョウ、チュウヨシキリ、コウライウグイス、コウラウン、タテフヒヨドリ、クロエリヒタキ、カササギ、タイワンオナガ 、カヤノボリ、カンムリカヤノボリ、ヒタキサンショウクイ、シロガシラ、ノドジロヒヨドリ 、サンジャク、カオジロヒヨドリ、コシジロヒヨドリ、カワラヒワ、エンビタイヨウチョウ、ハナドリ、ハジロマユビタキ、セグロエンビシキチョウ、オオルリチョウ、ジョウビタキ、キンイロヒタキ、カラス、ミヤマガラス、ムナグロアカハラ、クロガシラウタイチメドリ 、カオジロガビチョウ、タイカンチョウ、ガビチョウ、ムナフジチメドリ、アリサンチメドリ、ムナフムシクイチメドリ、ヒメマルハシ、メジロ 、クロアゴカンムリチメドリ、クリミミチメドリ、ハイガシラダルマエナガ、ヤブサメ、チャガシラウグイス、チョウセンウグイス、キバラサイホウチョウ、アゴジロモリムシクイ、ヤナギムシクイ、モウコムジセッカ、ムジセッカ、シロガシラクロヒヨドリ、クリイロヒヨドリ、ノドヂロカンムリヒヨドリ
※和名がわからない野鳥も数多く見ることができました。
※ハッカン(中国二級保護動物)は実家では数も多くあちこちにいますが、いまの所は完全野生的で撮影するのが難しい点もあります。
もしハッカンを確実に見たい場合は、四川省のバードウォッチングツアーをお勧めします。
(長年撮影のため誘導して餌を与えている所)
※四川のバードウォッチングツアーは こちら をご覧ください。
行程説明
Day1 桂林両江国際空港 ➡ 桂林市内ホテル
Day2 桂林駅~新幹線で40分~恭城駅 ➡ 車で30分 ➡ 劉の実家.野鳥観察.撮影1日 ➡ 恭城タウン内ホテル
Day3 恭城タウン内ホテル ➡ 劉の実家.野鳥観察.撮影1日 ➡ 恭城タウン(宿泊先)
Day4 恭城タウン内ホテル ➡ 午前中劉の実家.野鳥観察 ➡ 水墨画の世界.世界遺産の一部陽朔観光~会仙カルスト湿原.野鳥観察 ➡ 桂林市内ホテル
Day5 桂林市内ホテル ➡ 桂林両江国際空港
*2名から承ります*
料金:144,000円(税込)
*料金に含まれている内容*
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ホテル4泊(2名1室;1名利用の追加料金:2万円)
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中国国内交通:行程内の新幹線と車
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現地野鳥観察スポット料
*含まれてない内容*
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国際航空券
チケット購入参考例
行き:13:50成田~16:15上海浦東 ➡ 2時間10分乗り継ぎ、荷物直行
➡ 18:05分上海浦東~20:35桂林両江国際空港
帰り:7:00桂林両江国際空港~9:25上海浦東 ➡ 2時間10分乗り継ぎ、荷物直行
➡ 11:35分上海浦東~15:55成田
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日本国内交通
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食事
参考:桂林ビーフン150円、劉の実家手料理(朝食及び昼食)各500円
夕食参考:地元の人気レストラン2000円
*両替に関して*
日本国内で両替するようお願いいたします。
*ビザについて*
30日以内の商用・観光目的で中国に入国する場合、ビザが免除されます。
*桂林観光オプショナルツアーのおすすめ*
サイトからツアーを申し込むことができます。
桂林市天元国際旅行社有限公司
※弊社は上記現地旅行会社の代行手配は可能です。
※出発日の1週間前までに申し込む必要があります。
桂林の気候と野鳥について
桂林恭城は留鳥の数多く、年中野鳥を数多く見られます。
冬の渡鳥は果物の収穫の多い10月から来始めます。
1月と2月は一番寒くて、平均気温が8度前後でその寒い時期にしか見られないサンショウクイの仲間が5種類もいます。
3月入ると未収穫の柑橘系また梨などの花も咲き始め、気温が20度前後になり非常に過ごしやすい環境です。
4月は冬鳥と夏鳥の渡りの交わる時期です。


■11月~4月までの服装.装備について■
基本服装:
ハイキング用靴、長袖、上下セパレート式の雨具
早朝で山に入るため、必ず軽い防寒服をご用意ください。
基本装備:
双眼鏡(8倍以上12倍のあればよりいい)、虫よけ対策
11月:秋と冬両方の服装が必要です。
12月:軽い冬防寒着で大丈夫です。
1月:湿気がありとても寒いです。手袋、暖かい帽子などを含めしっかりとした防寒着をご準備ください。
レストランなど暖房設備がないため、地元の方は室内でも保温の下着を身につけています。
2月:1月と同様です。
3月:20度まで上がる日もありますが、寒い日と繰り返します。
温かい服装が必須で、熱くなったら脱げる服装をお勧めします。
4月:早朝はまだ寒いです。夏と春両方の服装が必要です。
■野鳥観察について■
桂林の野鳥は完全に野生です。
気候などいろいろな状況がある中での自然観察なので、必ずしも観察できるとは限りません。
■食事について■
野鳥の状況により柔軟に対応するため、ツアー中の食事は含まれておりません。
現地のレストランや地元農家などで召し上がっていただきます。各自、実費でお支払いください。
現地食事料金の参考:
桂林ビーフン 約150円
レストランのセット 約500円~(地元ならではの郷土料理も紹介できます)